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第9回 写真術、何段ですか?
(シャッター・絞り・フィルム感度)

 

シャッター・絞り・フィルム感度

前回までに、シャッター、絞り、フィルム感度を変えた時の変化についてそれぞれ説明してきたけれど、実はこの3つはそれぞれ密接に関連しあっている。
それぞれについて→ シャッター絞りフィルム感度

 

シャッタースピード・絞りの「1段」

 

1段

 

今までに出てきたシャッタースピード・絞りを並べてみた。どちらにも「1段」という言い方が出てきているのに気が付いただろうか。この「1段」は、シャッタースピードでも絞りでも、変化する光の量は同じなのだ。

例えば、絞りは一定で、露光時間を1/60秒から1/125秒にしたときに、露光量は1/2になり、1/60秒から1/30秒にしたときには、露光量は2倍になる。この光量の変化を、1段という。露光量が1/2になったときはマイナス1段、2倍になったときはプラス1段という。

次に、シャッタースピードを一定にして、絞りをF8/0からF11にしたとき、露光量は1/2になり、F8.0からF5.6にしたときには露光量は2倍になる。この光量の変化も、同じく1段という。露光量が1/2になったときはマイナス1段、2倍になったときはプラス1段という。

つまり、フィルムに当てる光を調節するのに、シャッターを使うか絞りを使うか、どちらを使っても構わないよ、ということ。どちらを使うかは、シャッターと絞りの変化による効果をどう使いたいか、で決めればいい。

お風呂

お風呂の水を溜めるのを考えてみてほしい。お風呂の水を溜めるのに、蛇口をいっぱいひねって短時間で溜めても、少しだけひねってゆっくり溜めても、浴槽に入る水の量は同じだ。蛇口を少ししかひねっていないのにすぐ閉めてしまうと水が少なくて入れないし、いっぱいに開いたままほっておくと水があふれてもったいない。蛇口は絞りに、水を溜めている時間はシャッタースピードに置き換えられる。浴槽は写真を撮るのに必要な光の量だ。絞りかシャッタースピードのどちらかを操作してやれば、あとはカメラが自動的に蛇口を締めてくれるのがシャッター優先AEや、絞り優先AEだ。

 

フィルム感度の「1段」

では、フィルム感度はどうなのか。実はフィルム感度の「1段」でも、変化する光の量は同じだ。

 

感度の1段

 

シャッタースピードと絞りは一定で、フィルム感度を変化させてみる。フィルムをISO400からISO200に変えたとき、写真を撮るのに必要な光量は2倍になり、ISO400からISO800に変えたときは、必要な光量は1/2になる。この変化も1段という。必要な光量が2倍になる(フィルム感度が1/2になる)ときマイナス1段、必要な光量が1/2になる(フィルム感度が2倍になる)とき、プラス1段という。

フィルム感度の場合は、フィルムに当てる光量ではなくて、写真を撮るのに必要な光の量そのものが変化するので、少し注意が必要だ。

お風呂の話で言うと、浴槽の大きさがフィルム感度にあたる。小さいお風呂なら少しの水でいっぱいになるけれど、大きなお風呂の方がのびのびと入れる。ただ、水不足になったりすると大きなお風呂に水をいっぱいにするのは難しい。その時の状況によって適当な大きさの浴槽を選んでやるのが、フィルム感度の選択だ。

 

じゃあ、実際に写真を撮るときどうやって露出を決めればいいのか?それは次回のお楽しみ。

 

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