カメラ講座

第3回 レンズはいろいろあるけれど…
(レンズの種類と焦点距離)

一眼レフの特徴は、レンズを交換することでさまざまなシーンの撮影に対応出来ることだ。どんなレンズがあるんだろう?

 

大まかなレンズの種類

レンズ

zoom!

a:単焦点レンズ

焦点距離が固定された物(ズームできない)。

 

b:ズームレンズ

ある範囲で焦点距離を変化させられる(ズームできる)物。 この他にもさまざまな特徴を持つレンズが存在する。

 

■焦点距離とは?■
焦点距離とは、レンズとフィルムの間の距離のことだが、分かりやすく言うとそのレンズが望遠か広角かを表す数字だ。数字が大きいほど望遠になり、小さいほど広角になる。

 

焦点距離の違いによる特徴

a:広角レンズ

焦点距離が20mmから50m弱くらいのもの。広角の度合いが大きいほど、より広い範囲を写すことが出来、遠近感が強調される。
焦点距離28mm
焦点距離28mm

b:標準レンズ

焦点距離が50mm前後のもの。人間の肉眼に近く、遠近感など自然に写る。
焦点距離50mm
焦点距離50mm

c:望遠レンズ

焦点距離が80mmを超えるもの。望遠の度合いが大きいほど、遠くのものをより大きく写せ、遠近感がなくなる 。
焦点距離300mm
焦点距離300mm

 

いろんな種類のレンズがあるけれど、どれを使っていいか分からない…。結論から言うと、何を使ってもいい。例えば、ポートレートの撮影などでは望遠系のレンズを使うのがセオリーだったりするが、広角レンズで思いっきり近づいて撮っても面白い写真が撮れるかもしれない。要は、自分がどんな写真を撮りたいかが大事だ。

 

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