カメラ講座第2回 画作りを考えよう シャッターを切る瞬間は、いい場面が撮れたと思ったのに、いざ出来上がった写真を見ると何だかよく分からない…。ファインダーを覗いてそのままシャッターを切る前に、ぐるっとファインダーを見回してみよう。もっといい切り取り方があるかもしれない。
1. 縦位置と横位置
2. 立ったり、しゃがんだり 普段写真を撮るとき、立った目線から撮ることが多いかもしれないけれど、同じ物でも下から見上げたり、上から見下ろしたりすると見え方が違ってくる。鳥や犬になった気分でいろいろと試してみよう。A、B、Cの写真はそれぞれ目線の高さ、腰くらいの高さ、しゃがんだ位置で撮影したものだ。少ししゃがむだけでも、これだけ見え方が違ってくるぞ。
体のバランスの他に、背景の入り方も変わってくることにも注目しよう。
3. 近づいたり、遠ざかったり 時には被写体にぐっと近づいてみたり、逆に遠く離れてみたりしてみよう。細部の造形の面白さが見つかったり、周りの景色との対比が出来たり、新しい発見があるかもしれない。
4. ズームレンズに頼らないで構図を決めてみよう。 最近はどんなカメラでもズーム出来るレンズがついていることが多い。けれど、あえてズームを使わずに構図を決めてみよう。 ズームが出来なければ、アップで撮りたいときには近づかなければならないし、広い範囲を写そうと思えば離れなければならない。そうやって動き回ることで、面白い構図が見つかったり、自分なりの撮り方のヒントが見つかったりする。 Copyright © 2018 Thanks Resource. All Rights Reserved. |