カメラ講座第7回 狙いを絞れ! シャッターと並んで、写真をコントロールするのが、「絞り」というメカだ。シャッターが、光を当てる時間をコントロールするのに対し、絞りは、レンズを通る光の量そのものを変化させる。
絞り 絞りは、露出をレンズを通過する光の量で調節する機構だ。F値という数値を用いてF4.0、F4.5、F5.6、F6.7、F8.0…と表す。カメラでは、4.0、4.5、5.6、6.7、8.0…と表示される。F値を大きくする(絞り込む)と、レンズの中の光の通り道が狭められ、一定時間にフィルムに当たる光の量は少なくなり、F値を小さくする(絞りを開ける)と当たる光の量は多くなる。
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絞りの変化による効果
絞りを自分で変えることが出来るのがカメラの「絞り優先AE」モードだ。カメラでは「A」または「Av」と表示される事が多い。このモードでは、選択した絞り値に応じて、カメラが自動的にシャッタースピードを調節して、露出の失敗を防いでくれる。 Copyright © 2018 Thanks Resource. All Rights Reserved. |